指輪が抜けなくなってしまった場合の取り方
指輪が取れなくなって困った経験はないでしょうか? もしかすると今まさに抜けなくなっている人もいるかもしれません。しかしきちんとした知識があれば、すぐに取ることができますので安心してください。こちらでは、指輪が抜けなくなってしまう原因と取り方についてご紹介していきます。
指輪が抜けなくなる原因
指輪が抜けなくなる原因は、大きく分けてふたつです。ひとつはサイズが合わない指輪をつけてしまうこと。すんなり入る大きさだと抜けやすいという説もありますが、あまりにも小さいと抜くときにたいへん苦労します。かなり無理をしないと入らないサイズであれば、指輪のサイズ直しに出すと良いでしょう。
もうひとつは、指がむくんでしまうことです。指は身体の末端にある部位なので、少し冷えを感じただけですぐにむくんでしまいます。体調が優れないときや、お酒を飲んだ翌日もむくみやすいので注意してください。またむくみやすい体質であれば、危ないと感じたときに指輪を抜いておく心構えをしましょう。
指輪の取り方
指輪が抜けなくなってしまったときは、以下の2種類の方法を試してみてください。
石鹸を使用する方法
指輪の周りに石鹸をつけて、滑りをよくして取る方法です。抜けなくなっている箇所に石鹸を軽くつけたあと、指輪を上下に動かしてみてください。ただ力任せに引っ張っても取れませんので、回転させたり小刻みに動かしたりしながら少しずつずらしていきましょう。
指を冷やしてむくみを解消する方法
指のむくみで指輪が取れなくなった場合には、30秒程度冷水につけてみます。リングを回してみて、ややスムーズに動くようになってから、ゆっくりと抜いてください。全く変化がないときは、指の付け根から指先に向かって軽くマッサージして、血流改善を促します。爪の付け根あたりを弱めに揉むのも効果的です。マッサージしている最中に指が軽くなればむくみが取れてきた証拠ですので、その感覚を目安に試してみましょう。
指のタイプによるサイズ選び
指輪が抜けなくならないようにするためには、自分の指に合ったサイズ選びが重要です。以下の3つのポイントを参考にして、ピッタリの指輪を選んでみてください。
指先から根本まで均一なタイプ
このタイプの指は、サイズを過剰に心配する必要はありません。実際につけてみて、違和感がない大きさを選びます。ただ太め幅の指輪は、0.5~1上くらいのサイズがしっくりくることもあります。
指先から根本にかけて太くなるタイプ
根元部分の太さに合わせて指輪のサイズを決めます。指先で考えてしまうと、料理をはじめとした日常生活における作業のときに抜ける可能性があるからです。そもそも抜けやすい幅広のデザインは避け、3mm幅程度のリングを選ぶとより安心でしょう。
関節部分が出張っているタイプ
関節部分に合わせてサイズを決めます。大きすぎるサイズを選ぶと、関節より下で違和感があるはずです。関節をギリギリ通るくらいの大きさを選ぶとストレスが少なくなります。
指輪が抜けなくなってしまっても、焦ることはありません。上記の指輪の取り方はもちろん、抜けなくなる原因や指のタイプによるサイズ選びも参考にして、ぜひ予防対策に努めてください。